点、糸くず、輪、雲のような影が動いて見える症状です。加齢変化だけでなく、網膜裂孔や網膜剥離が隠れていないかを確認します。
これらの急な症状は、網膜裂孔・網膜剥離・硝子体出血などのサインである可能性があります。放置すると視力や視野に重大な影響を残すことがあるため、当日中に散瞳眼底検査で網膜の周辺部まで詳しく確認することが大切です。検査所見によっては、網膜裂孔に対するレーザー治療や、網膜剥離に対する緊急手術が必要になる場合があります。
明るい壁や空を見たときに、黒や透明の点、糸、輪、雲のような影が見え、目を動かすと少し遅れてついてくるのが飛蚊症です。多くは硝子体の加齢変化によりますが、網膜の病気が原因になることがあります。
瞳を広げる点眼薬を使用し、網膜裂孔、網膜剥離、眼底出血、炎症の有無を網膜の周辺まで観察します。必要に応じてOCTや超音波検査を追加します。散瞳後は数時間見えにくくなるため、ご自身での運転は避けてください。
危険な病気がないことを確認したうえで、経過をみることが一般的です。
網膜剥離への進行を防ぐため、病状に応じてレーザー治療を検討します。
速やかな手術が必要になることがあります。状態に応じて連携医療機関へつなぎます。
糖尿病網膜症など、原因となる病気に合わせて治療します。
初回の検査で網膜裂孔が見つからなくても、その後に症状が変化することがあります。飛蚊症が増えた、光が見えるようになった、視野が欠けた場合は、次回の受診を待たずにご相談ください。
日本眼科学会が公開している患者さん向けの解説です。リンク先は別のページで開きます。