急に見えにくくなったのか、徐々にかすんできたのか。片目か両目か、痛み・充血・ゆがみなどを伴うかを確認し、原因を詳しく調べます。
急な視力低下、飛蚊症の急な増加、光が走る、カーテンのように視野が欠ける、強い眼痛や頭痛・吐き気を伴う場合は、速やかな検査が必要です。できるだけ早く眼科へご相談ください。
数分から数日のうちに見えにくくなった場合は、網膜剥離、硝子体出血、網膜の血管閉塞、急性緑内障発作など、早期の対応が必要な病気が隠れていることがあります。
次のような症状がある場合は、次回の受診を待たずにご相談ください。
診療時間外や休診日にこれらの症状が現れた場合は、翌日まで待たず、救急対応可能な医療機関へご相談ください。
かすみや見えにくさは、眼鏡の度数だけでなく、角膜・水晶体・網膜・視神経など、さまざまな部位の変化で起こります。症状だけで病名を決めつけず、診察と検査で原因を確認します。
白内障など、水晶体の濁りによる見え方の変化を確認します。
老視や屈折の変化、眼鏡の度数が合っているかを確認します。
涙や角膜表面の状態を調べ、ドライアイなどを確認します。
黄斑前膜や加齢黄斑変性など、網膜の中心部を詳しく調べます。
眼圧、視神経、視野を調べ、緑内障などの有無を確認します。
眼底出血や黄斑浮腫など、糖尿病網膜症の変化を確認します。
症状の始まり方と見え方を伺い、視力・屈折・眼圧・細隙灯顕微鏡検査を行います。必要に応じて散瞳眼底検査、OCT、視野検査などを組み合わせます。
散瞳検査を行うと、数時間まぶしさや近くの見えにくさが続きます。急な視力低下や飛蚊症で受診する方は、ご自身での車・バイクの運転を避けてご来院ください。
裸眼と矯正視力、近視・遠視・乱視、眼鏡の度数を確認します。
眼圧に加え、角膜、結膜、水晶体など目の前方を観察します。
網膜、黄斑、視神経を確認し、見えにくさの原因を詳しく調べます。
検査結果に応じて、眼鏡の調整、点眼治療、レーザー治療、手術などの選択肢をご説明します。治療を急がず経過を確認できる場合は、再診時期と注意したい症状をお伝えします。
急な変化がなくても、左右差が大きい、眼鏡を替えても改善しない、ゆがみや視野の欠けを伴う場合は、早めにご相談ください。
日本眼科学会が公開している患者さん向けの解説です。リンク先は別のページで開きます。